四十肩・五十肩は、肩関節周辺に痛みを起こし、肩の痛み、肩関節の動きが制限される症状をいい、医学的には「肩関節周囲炎」と呼ばれます。
40代〜50代の人に多く発症することから四十肩や五十肩の名前が付けられていますが、どちらもほとんど同じものです。
症状には「急性期」と「慢性期」があります。
・急性期
四十肩・五十肩の典型的な発症パターンとして、ある日突然、腕を動かしたときに肩に鋭い痛みが発生することが多く、そのほとんどが片側の肩のみの症状です。急激な痛みは数日間で良くなりますが、肩を動かす際の二の腕や手先までの痛み、しびれ、眠れないほどの痛みが出ることもあります。
・慢性期
急激な痛みが治まると、痛みが“鋭い”ものから“鈍い”ものへ変化していき、肩の可動域(動かせる範囲)が徐々に小さくなっていきます。特に、肩関節の拘縮が起き、肩を上げる、腕を後ろに回すなどの動きが難しくなります。また、痛みにより肩の筋肉を動かさずにいると、組織の癒着が起こりさらに悪化します。
そんな四十肩・五十肩ですが、みなさんの中には四十肩・五十肩を“ひどい肩こり” と思う方もがいるかと思います。しかし、肩こりは主に、筋肉の疲労や筋肉が固まることで症状が起きるもので、肩関節周辺の痛みである四十肩・五十肩とは別物です。
慢性の肩こりが悪化しただけ. . .
そのうち良くなるだろう. . .
そう思い込んで放置してしまうと、痛みで悩む期間が長引いたり、今までできていたことができなくなったり、痛みで眠れず睡眠不足や疲労感、状態が悪ければ手術を行うことになります。
〒675-0005 兵庫県
加古川市神野町石守433−1
ご予約お待ちしております!!
平日 9:15~12:00・15:30~20:00
土曜 8:15~17:30
日曜 祝日 8:15~12:00
