🤸♀️ 年齢とともに体が硬くなるのはなぜ?
1. 組織の弾力性の低下
体の柔軟性に大きく関わるのが、「コラーゲン」や「エラスチン」といったタンパク質です。
コラーゲンの変化: 年齢を重ねると、コラーゲン線維の間に「架橋(かきょう)」と呼ばれる橋渡しが増えて、線維同士がくっつきやすくなります。これにより、組織全体の弾力性や伸びが悪くなります。
エラスチンの減少: 伸縮性に関わるエラスチンも減少・変性し、組織が硬くなりやすくなります。
2. 関節液(滑液)の減少と変化
関節をスムーズに動かすための潤滑油である関節液が、年齢とともに減少し、粘性が高くなることがあります。これにより、関節の動きが鈍くなり、硬さを感じやすくなります。
💪 筋肉が硬くなる主な原因は何?
年々硬くなるのとは別に、日々の生活習慣や体の使い方によって筋肉が硬くなることもあります。
1. 血行不良
長時間同じ姿勢: デスクワークや立ち仕事などで長時間同じ姿勢が続くと、筋肉が収縮したままになり、血管が圧迫されて血行が悪くなります。
老廃物の蓄積: 血行が悪くなると、疲労物質である乳酸などの老廃物が筋肉内にたまりやすくなります。これが神経を刺激し、さらに筋肉を硬くする(コリ)原因となります。
2. 姿勢の歪み・使いすぎ・使わなさすぎ
姿勢の歪み: 猫背や反り腰などの不良姿勢は、一部の筋肉に常に大きな負担をかけ続けます。
オーバーユース(使いすぎ): スポーツや重労働などで特定の筋肉を酷使すると、小さな傷(微細な損傷)ができ、それが治る過程で筋肉が硬く、短くなりやすいです。
ディスユース(使わなさすぎ): 運動不足だと、筋肉が衰えるだけでなく、弾力性や柔軟性も失われて硬くなります。
3. ストレスや自律神経の乱れ
精神的なストレスや疲労、冷えなどによって自律神経が乱れると、交感神経が優位になり、無意識に筋肉が緊張しやすくなります。これが慢性のこりや痛みの原因になることも多いです。
今回は体がカタくなる原因について紹介しました!
次回はこれらの原因に対してパッションで出来る事をご紹介します!