むちうち症状について
原因: 交通事故や転倒など、偶発的な衝突による瞬間的な強い衝撃で起こる。身体は防衛本能で緊張・興奮状態になる。
症状の発現: 衝撃を受けてから2日以上経過して現れることもあり、外傷がなくても内部で問題が起きている可能性があるため、早期対応が重要。
主な症状の例:
首の動かしづらさ、首を傾けた際の痛み、動かした際のズキッとする痛み
頭痛、視界のぼやけ
倦怠感、疲労感
気分の不調 (1つでも当てはまれば適切な治療が必要)
むちうち症状別対応
症状が現れる時期や経過によって施術内容が変わる。後遺症となるケースもある。
(1) 初期の対処法(損傷直後):
患部に炎症が起きている可能性が高い。
ほぐすのではなく、超音波治療器で施術。
炎症や熱感が強い場合は冷却も必要。
(2) 症状が落ち着いた頃の対処法:
痛みが激痛から鈍痛へ変化、全身の倦怠感などが出ることも。
炎症が治まってきたら、温めて血行を促進(ホットタオル、長めの入浴)。
負担のないレベルでの緩慢な首の運動(ラジオ体操の首の運動など)。
(3) 回復期の対処法:
安静期間が長いと筋肉が衰えている可能性がある。
残存する痛みの除去のため、ウォーキング、プールでの歩行、ストレッチなどが効果的。
むち打ちへの予防
日頃からむちうちを防ぐ意識が大切。
(1) 自動車に乗る時:
シートベルトを正しく装着(特に腰ベルトは骨盤上に密着)。
衝突時の最適な姿勢を想定(頭部保護、直接的な衝撃を避ける)。
十分な車間距離を取り、安全装置を過信しない。
(2) スポーツをする時:
準備運動と終了後のメンテナンスを念入りに。
骨格や骨盤の歪みがあれば矯正。
ケガをしない転倒の仕方を学ぶ。
(3) 日常生活において:
直接的な衝突や圧迫がなくても発症する場合がある。
運動不足を避け、肩こりや腰痛対策をする。
正しい姿勢を保ち、柔軟な身体を維持する。
自律神経のバランスを崩さない(ストレスをためない、十分な睡眠と休養)。
この情報は、むちうちになった際の適切な対処と、未然に防ぐための知識を提供しています。特に、症状が遅れて出ること、自己判断せずに専門家の診断を受けることが重要です。
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