パソコンの基本ソフト(OS)であるWindows7の無償サポート期限が切れて2週間余りが過ぎました。OSの動作については、かなりの知識を持った人でも正確に把握している人はそう多くはいません。毎日、エクセルだとか、ワードだとか言って使っているもののOSがどう関係しているのか意識していないと思います。この様に、使っている人には有るのか無いのかわからないが、裏でシッカリとエクセルやワードを支えている縁の下の力持ちがOSです。
そのOSが期限切れとなるからさあ大変です。いままでにも、Windows-XPやWindows Vistaなど起源切れのOSは沢山あったので、さすがに期限が切れたら全くパソコンが使えなくなると思っている人はいないと思います。
逆に「食品の賞味期限みたいなもんで、美味しく食べられる期限が過ぎても大丈夫」と期限切れの野菜を食べる豪傑よろしく、Windows7を使い続けている人もいるようです。確かに使い続けてもすぐには問題は発生しないでしょう。しかし、サポート期限が切れているということは、ウイルス感染の恐れがある脆弱性(ぜいじゃくせい)が見つかっても修正するソフトが提供されなくなり、それだけ危険が増してきます。さらに悪いことに、ウイルスに感染すると自分のパソコンが不調になるだけでなく、無差別にインターネットにウイルスをまき散らす等、知らないうちに加害者になってしまいかねません。
どうしてもWindows7から離れられないという方は、思い切ってLANケーブルを外し、無線LANの電波も止めてしまいましょう!そうすれば未来永劫Windows7が使い続けられます。特に、愛用のソフトがWindows10対応されていない場合はその様にしてウイルス攻撃されない環境で使用する様にしましょう。
