アナログとデジタル(その5)
同じ様な例としては、温度計や体温計があります。
アナログの温度計は針で温度や湿度を表示しています。アナログの体温計は温度により膨張したり縮んだりする水銀が表示します。それに対してデジタル温度計や体温計は測定した温度を数字で表示します。
時計、温度計、体温計に共通して言えることは、アナログは、パッと見て大まかな情報(全体の把握)を得ることが出来ます。ただしメモリから正確な値を読み取ることは難しくどうしても曖昧さが残ります。
デジタルは、数値で表示されるので正確さに優れています。しかし感覚的な面で分かりにくさがあります。例えば、15:48 あと何分で16:00かという際に、引き算をしなければなりませんが、アナログでは針の角度から10分少々。と感覚的に判断できます。
