アナログとデジタル(その4)
デジタルの身近な例として時計があります。もちろんアナログ時計もあります。あまり意識していないと思いますが、違いは針が有るか無いかです。アナログ時計は、針が連続的に動いて、時間を時々刻々と表示します。
それに対して、デジタル時計は、連続している時間を区切って数字で表示しています。左の写真で10:08:59の次は10:09:00と変化しますが、実際の時間は秒以下も10時8分59秒01、02、03、、、、、、、、99、10時9分00秒の様に滑らかに進んでいますが、それをぶった切って8分59秒から9分00秒に表示します。
つまりデジタルは、飛び飛びの数なので細かさには限りがあります。デジタル時計ではどんなに頑張っても「1秒」より細かな時間を表すことはできません。しかし、時計であればそれで十分でしょう。
このように、不必要な細かい部分を排除しているのが、デジタルの特徴の1つと言えます。これが、データが劣化しにくい性質を生む元であり、デジタルの最大の特徴となっています。
