【口腔がんにならないための予防について】
口腔がんを予防するには
口腔内を日頃から清潔に保つことが大切です。
では、口腔がんのリスク要因として、
どのようなことがあるのか5つにまとめました
1.飲酒・喫煙(リスクが最大で約16倍)
2.合わない入れ歯や、とがっている歯、治療でいれた金属による慢性的な刺激
3.歯並びが悪く、よく舌や頬を噛む
4.口腔内が不衛生な状態
5.偏食(ビタミンや鉄分の不足)
これらは、口腔がんを予防するうえで改善する必要があります。
この中で3番目の「歯並びが悪く、よく舌や頬を噛む」ですが、
歯が重なっていると舌や頬の粘膜に歯が当たるという刺激が続くのでガンが発症するという理屈です。
歯並びを治すのは単に見た目を改善することだけが目的ではありません。
歯並びが悪いせいで傷をつけてしまう方は、
口腔がんの予防も兼ねて矯正治療をお考えになられるのも予防のひとつです。
ワイヤーの矯正だけでなく、お口の中の状態によっては取り外しできるマウスピース矯正(インビザラインなど)も可能です。
そして、禁煙や、飲酒量を適量にとどめること、
日頃から食後の歯磨き、デンタルフロスなども用いて口の中を清潔に保つこと。
定期的に歯医者さんで健診を受けることが予防に繋がります。
また、口の中はある程度、自分自身で観察することができます。
口腔がんの早期発見に努めるためにも、
口内炎がなかなか治らない、歯が欠けたり、詰め物・かぶせもの・入れ歯などで違和感があったりするときは歯医者さんに受診しましょう。