「孟母三遷」「孟母断機」という故事成語があります。
前者は、子どもの教育には環境が大切であることの戒めで、孟子の母が、息子を教育するのに最適の環境を求め、三度住まいを移したという故事に基づく故事成語です。
後者は、学間などを途中でやめてしまうことに対する戒めで、孟子の母が、息子が学業半ばで帰宅したとき、織りかけの布を切断したという故事に基づく故事成語です。」
ともに、子の教育のために、親がなすべきことを説いた戒めです。ただし、これらの戒め」は、親だけはなく、我々講師にもあてはまります。教育に最適な環境を子どもに提供するとともに、子どもが中途半端に勉強をしないよう、適切な指導をしています。
塾ではもちろん学習するのに最適な環境を提供していますが、他にも、物事を覚えたり考えたりするのに最適な環境として、「三上」が挙げられます。
まず「馬上」、つまり移動中。机の上でインプットしたことを、歩きながらそれをアウトプット、つまり思い出すことによって、記憶に定着しやすくなります。
次に「枕上、つまり布団の中。寝る直前のリラックスしたときと、起きた直後の夢から醒めたときに、新たなアイデアが生まれることが多いと言われます。また、睡眠をすることによって、前日学習した内容が記憶に定着していきます。
最後に「上」、つまりトイレ。狭くやることの限られた場所でも、新しいアイデアが生まれやすいと言われます。また、短い時間での効率的な記憶ができます。
以上のような、適切な環境を整え、適切な指導で生徒たちを導いていきたいと考えています。
進栄セミナー稲垣
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