気がつけば今年も残り1ヶ月…
年々時の流れのはやさを感じます。
子ども達が分数の概念がわかり始める頃になるとよくこんな話をします。
『10歳の子どもが感じる1年間と30歳が感じる1年間は同じ1年でも違うんやで』
10歳の時に感じる1年は10年歩んできた内の1年
=体感は10年分の1年
30歳の時に感じる1年は30年歩んできた内の1年
=体感は30年分の1年
3倍の体感差があるわけです。
話をしていて、なるほどという顔をする子も、ポカーンとする子も様々です。
子どもたち自身がその体感を得るにはまだまだ長い時間の経験が必要です。
と記しながら、子ども時代はもちろんそれで良いのですが、大人はそうなってしまっていいのかな、と感じ始めました。体感の時の長さは違っても、「習う」や「学ぶ」が学生時代ほど、当たり前でない私たちこそ自分自身で時を濃厚にしていかねばならないのでは?
自分に置き換えてみると、確かに子ども時代の1年は濃厚だった気がします。去年のことより、小学生だったり中学生だったりした年月の方が鮮明に覚えている気さえします。敏感に物事を捉えられていたなぁ…と。歳をとるにつれ、感受性がどんどん鈍く鈍くなっていってる…
自分自身のことは今後の課題とし、毎日のことに一喜一憂している感受性が豊かな子ども達に、後々に濃さを感じる時間を今後も少しでも提供できるように努めていきたいです。
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