冬の寒い日が続くと、身体がこわばるとともに筋肉もこわばります。
寒さによって筋肉の血流が悪くなり、新陳代謝が悪化することで疲労物質がたまって筋肉が硬くなるのです。
それが血管を圧迫することで血液の循環がさらに悪くなったり、末梢神経を傷つけたりして、こり感や痛みを引き起こします。
※対策行動※
『筋肉の緊張をやわらげる』
適度なマッサージを行なったり、お風呂に入って身体を温めてリラックスしたり、蒸しタオルを当てて肩を温めたりすることなどは、筋肉の血流を改善して緊張をやわらげるのに効果的です。
『十分な睡眠・栄養をとる』
予防で最も大切なのは、睡眠時間を十分にとること。状態がひどくなると、睡眠の質に悪影響を与える可能性があります。
また、筋肉疲労の回復のため、たんぱく質を多く含む食品(肉、魚、卵、大豆製品など)を食べましょう。
『同じ姿勢を長く続けない』
前かがみの姿勢での長時間のパソコン作業などは、肩こりを引き起こし、さらに症状を悪化させる原因にもなります。同じ姿勢での作業を行なうときは、時々休憩を取り、身体を動かしたりして筋肉の緊張をやわらげるようにしましょう。
