2022年も残すところあと少しになってしまいました。
年末の行事として大掃除等を行う方も多いのではないかと思います。
普段行わない動きや体制等でお身体をいためてしまう事もありますのでお気を付けください。
さて、今回は外側上顆炎についてお話したいと思います。
手首を伸ばす働きをする肘の外側の筋肉を使いすぎることによって、肘の外側の骨の近くで炎症が起こって痛みが生じます。
テニスやバドミントン、卓球などのラケットスポーツで痛めることも多く別名テニス肘とも呼ばれています。
また、妊娠中や出産後、更年期等ホルモンバランスの変化が起きることも原因の一つとなっています。
物を掴んで持ち上げる動作や、タオルや雑巾を絞る動作、ペットボトルの蓋やドアを開ける動作等で痛みを感じますが、安静時には痛みがないことが多いです。
症状がひどくなると肘の周りが腫れぼったく感じることもあります。
痛みが強いうちはまず患部を安静にし炎症を抑え、手首に負担のかかる動きを控えます。
肘を押さえるバンドやテーピング等で筋肉をサポートすることによって負担の軽減もできます。
また、スポーツでのご負担の場合、オーバーユースはもちろんのこと、フォームの崩れや、手首に負担のかかりすぎていている打ち方をしていることもあります。
手首を動かす筋肉は肘から指先までついているものも多く、肘だけではなく、手関節や指関節、場合によっては鎖骨や胸周り等上肢全体が固くなることで負担が強くなる為、マッサージやストレッチ、電気や温めることによって筋肉や関節を柔らかくすることも大切です。
このような症状でお悩みの際はぜひご相談ください。
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