こんにちは!!たか接骨院の竹井です!!
日本人の10人に1人が腰痛持ちで、日本人の9割が一生に一度は経験するといわれています。
そんな腰痛で重要な筋肉を紹介したいと思います。
それが「腸腰筋」です。
腸腰筋とは腰椎(腰骨)から大腿骨(太もも)に付く筋肉の総称。
大腰筋、小腰筋、腸骨筋の3つに筋肉で構成され、小腰筋はほとんどの人が存在しないと言われているので、2つの筋肉で構成されています。
大腰筋は第12胸椎〜第4腰椎から大腿骨の内側に付き、腸骨筋は腸骨(腸骨窩)から大腿骨の内側に付き、股関節の屈曲(曲げる)と脊柱の屈曲(腹筋動作)を行っています。
身体の中心にあり体幹を支える、いわゆるインナーマッスルと言われるものです。そして骨盤の中を通るので骨盤にも関係しています。
腸腰筋は上半身の前鋸筋、外腹斜筋、下半身の大腿内転筋という筋肉につながっていて上半身と下半身を結びバランスを取っている筋肉です。
この筋肉が硬く縮こまったり、弱くなったりしてしまうと腰のいたみを引き起こしてしまうのです。
なぜかというと姿勢に大きな関係があります。
身体の姿勢を維持するためには腰から前の筋肉である腸腰筋などと、腰の後ろや背中の筋肉が背骨をバランスよく引っ張りあっていることが重要です。
しかし、腸腰筋が硬く縮こまってしまうと股関節を曲げる作用や腹筋作用が強くなってしまい腰の前後の引っ張り合うバランスが崩れ、身体が前傾してしまい姿勢を維持するために腰の後ろや背中の筋肉の負担が大きくなってしまいます。
逆に筋力が弱くなってしまうと今度は腰の後ろや背中の筋肉の引っ張る力が強くなって身体が後ろ重心になり、下っ腹が出ている様な状態になってしまい腰の前側、股関節や膝の筋肉の負担が大きくなります。
こうして筋肉のバランスが崩れ姿勢が悪くなることで他の筋肉がそれを補おうと負担が増え、腰のいたみになってしまうのです
たか接骨院では主に腰、股関節、膝のいたみなどに対してアプローチの一つとして腸腰筋のストレッチをしています。
横向きで膝を持ち、股関節を後ろに伸ばしていきます。そうすると太ももの筋肉(四頭筋)〜腸腰筋を伸ばすことがで硬く縮こまった筋肉を緩めていきます。
皆様の腰痛もしかしたら「腸腰筋」が原因かもしれないですよ?
腰痛でお悩みの際は是非、たか接骨院にご相談ください。