こんにちわ!初めまして、金子といいます。
第2回目の今日は、肩関節周囲炎について話したいと思います。
肩関節周囲炎って何?と思う人もいるかもしれませんが、一般的には四十肩、五十肩と言われているもので、それを専門用語で肩関節周囲炎といいます。
原因はハッキリと解明されていませんが、肩関節の周りの筋肉や腱、靭帯、関節包など軟部組織が主に年齢により変性し炎症を起こしたもので中年以降(特に40〜50代)に多く、このことから四十肩、五十肩と呼ばれています。
特に肩をぶつけたり、捻じったりした訳ではないのに突然肩周りへの痛みや肩の動きに制限がみられ、夜間痛といって肩を動かさなくても寝ていると夜中に痛みが出るといった症状もみられます。
重症化してしまうと拘縮肩といって痛みと動きの制限が強くなってしまい、痛みで寝られないという人も出てきます。その要因としては症状が出ているのに放置しているというのもありますが、糖尿病や甲状腺の異常などの内科的疾患などもあげられます。
肩関節周囲炎の人の大半は、長時間のデスクワークや力仕事での同じ姿勢(不良姿勢)、同じ動作の繰り返しが多い人や運動不足の人なので、そういった点も肩関節周囲炎になりやすい要因に挙げられますので、まずはそうならない為に正しい姿勢、適度な運動やストレッチを心掛ける事が大切です。
当院で肩関節周囲炎の施術をする際は、主にオステオパシーという手技療法でまず肩周りの筋肉を緩めていき、動きを出していきます。次第に動きが出てきたら、今度は直接肩(関節)を動かしていき、痛みや動きの制限をとっていきます。なるべく痛みの少ない施術をしていきますが動きの制限が強いと多少痛みが伴うこともあります。
また、あまり動かさないのもよくないので施術だけではなくご自宅でできる運動などを指導していき、症状改善に努めます。
期間は人それぞれですが、早い人でも3〜4ヵ月くらい、長い人ですと1年以上かかる場合もあります。
施術をすることにより治る期間も早まりますし、日常生活に支障を来す範囲も狭まりますので、もし、少しでも気になるような人がいましたらご相談だけでもいいと思いますのでそのままにしておかずお近くの接骨院や専門機関で診てもらうことをおすすめします。
次回はぎっくり腰「急性腰痛」についてです!お楽しみに!!