こんにちは!くめ鍼灸整骨院です。
今回のテーマは【夏の疲れを癒す、寝る前の深呼吸習慣】です。
🌿なぜ夏の疲れに深呼吸が効くの?
夏の終わり〜秋口は、自律神経が乱れやすい時期。
暑さや冷房の刺激で、交感神経(緊張モード)が優位になりがちです。
深呼吸には、このバランスをやさしく整える力があります。
① 交感神経を鎮めてリラックスモードに
ゆっくりと息を吐くことで、副交感神経(休息の神経)が働きます。
体のスイッチが「おやすみモード」に切り替わり、全身がゆるみます。
② 血流が整い、冷えやだるさが軽くなる
深い呼吸は、酸素をしっかり体に送り届けます。
滞っていた血の巡りがスムーズになり、手足の冷えや倦怠感が和らぎます。
③ 脳の疲労をリセット
呼吸を深めると、脳にも酸素が届き、思考が静かに落ち着いていきます。
考えすぎて眠れない夜にもおすすめです。
今日からできる「おやすみ呼吸法」
ベッドに仰向けに寝て、お腹に手を置きましょう。
鼻から4秒かけて吸う(お腹がふくらむのを感じて)
口から6〜8秒かけてゆっくり吐く(ため息のように「は〜」と)
これを5〜10回ほど繰り返します。
ポイントは、吸うよりも吐く時間を長くすること。
吐く息が長くなるほど、体は深くリラックスしていきます。
🍃東洋医学から見る「呼吸」と季節の関係
東洋医学では、呼吸は“気”の巡りそのもの。
深呼吸で気血の流れを整えることは、体の内側から疲れをほどく養生法です。
また、秋は「肺」が司る季節といわれます。
肺は呼吸と深く関わり、乾燥や冷えに影響を受けやすい臓器。
寝る前の深呼吸で肺をゆるめてあげると、★季節の変わり目に起こる不調(だるさ・肩こり・眠りの浅さ)★も軽くなります。
夏の疲れは、呼吸でほどく
夏の疲れは、冷えや水分代謝の乱れ、自律神経のアンバランスなど、目に見えない形で体に残ります。
そのままにしておくと、秋の体調不良や風邪、肌荒れにつながることも。
だからこそ、寝る前の5分間に「深く息を吐く」時間を持ってみてください。
ゆっくり吐くたびに、体の中の緊張がふっとほどけて、
翌朝の体が軽く、呼吸がしやすくなるはずです。
深呼吸は、季節の疲れをやさしく流す「一日のリセットボタン」。
今日の夜から、始めてみましょう。
 
 
         
     
        