今回は、ここ最近、立て続けにパソコンが原因の腱鞘炎の方が来院されましたので腱鞘炎のお話をさせていただきます。
パソコン作業やスマートフォンの操作など、手を使う作業が増えている現代社会では、「腱鞘炎(けんしょうえん)」に悩まされる方が増えています。
腱鞘炎とは?
腱鞘炎とは、筋肉と骨をつなぐ「腱(けん)」と、その腱を包んで守っている「腱鞘(けんしょう)」との間で摩擦が生じ、炎症が起こる状態です。
腱鞘炎は「使いすぎ」によって起こることが多いため、日常の中で少し意識することで予防につながります。
「姿勢と作業環境の見直し」と「こまめな休憩とストレッチ」
キーボードやマウスの位置が合っていないと、手首が常に反った状態になり、腱への負担が大きくなります。肘の角度が90度前後に保たれ、手首が自然な角度で作業できるように、机と椅子の高さを調整しましょう。また、1時間に1回は休憩を取り、指や手首のストレッチを行いましょう。
当院でのアプローチ方法
●手技療法(当院オリジナル)
• 真空・呼送法®(しんくう・こそうほう)
皮膚を「さする」や「浮かす」動作を活用し、体内の流れ(気・血・津液)を整えることで、自然に備わる回復力を引き出すことを目的とした技術です。
• 動軆肢法®(どうたいしほう)
動體肢法は、筋肉の硬結部に軽い圧をかけながら、筋肉の緊張と弛緩を繰り返すことで、硬結を効率的に弛緩させ疼痛やしびれにアプローチする施術法です。
●電気療法
LIPUS(低出力パルス超音波)にて、患部の回復をサポートします。
LIPUSはほとんど刺激を感じませんので、痛みや電気が苦手な方でも心配なく受ける事ができます。
●ショックマスター(圧力波)
慢性的な痛みに対しては、最新の圧力波発生機器のショックマスターによる施術も取り入れています。腱や腱鞘に直接働きかけることで、より良い状態を目指します
最後に
腱鞘炎は、初期のうちに適切なケアを行えば、負担の少ない状態へ導くことができます。
しかし、痛みを我慢して使い続けると、慢性化して回復までに時間がかかることもあります。
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