さて、今回は「いつの間にか骨折」と呼ばれる症状についてお話します。
◆「いつの間にか骨折」って何?
特に高齢の方や骨密度が低下している方では、転んだり強くぶつけたりしなくても、背中や腰に不調を感じることがあります。検査を受けてみると「脊椎圧迫骨折」が起きていた…というケースも珍しくありません。
●主なサインとしては
・腰からお尻、脚にかけて重だるい感覚がある
・身体を反らすとつらさを感じる
・座っていると足がだるくなり、横になるとラクになる
・足がしびれることがある
・背中が丸くなってきた気がする
これらの症状がある場合は、専門機関での確認をおすすめします。
◆なぜ起こるの?
大きな要因としては「骨密度の低下」と「筋力の衰え」が挙げられます。運動量の減少やたんぱく質の摂取不足などが重なることで、身体を支える力が弱まり、ちょっとした動作でも背骨に負担がかかりやすくなってしまうのです。
◆日常でできる予防法
骨への適度な刺激と筋肉の活性化がポイントです。たとえばウォーキングは、足に加わる軽い衝撃が骨の生成を助ける働きがあると言われています。無理のない範囲で身体を動かすことを習慣にするのがおすすめです。
◆くめ鍼灸整骨院での取り組み
当院では、状態に応じたケアをご提案しています。
・ハイボルテージ療法:神経や筋肉の緊張にアプローチします
・呼送法・動体肢法:筋肉の緊張をゆるめていき、循環を促すことが期待できます
・鍼灸施術:経絡へ施術にて体内バランスを整え、自然な回復をサポート
・LIPUS(低出力超音波):微弱な超音波にて骨や組織の回復をサポート
・トルマリンホットパック:温熱で筋肉をゆるめていきます
・サポーター提案:腰を支え、腰部の安静を維持
・高濃度酸素オイル:酸素不足に陥りやすい筋肉へ
・食事指導:筋力維持に役立つたんぱく質の摂り方などをご案内しています
また、検査が必要と判断した場合には、提携している医療機関をご紹介する体制も整えております。
◆おかしいな?と思ったら早めの相談を
我慢強い方ほど「これくらいなら大丈夫」と放置してしまいがちです。いつもと違う痛みやしびれなどを感じたら、お気軽にご相談ください。
くめ鍼灸整骨院のブログでは、今回のテーマ以外にも情報を配信しておりますので、ぜひご覧ください!
