串右エ門

目黒駅からほど近い、少し隠れた場所にあるこのお店にたどり着くまでには、白地に赤模様のユニークなお尻モチーフのドアが出迎えてくれました。内側にはその正体が顔であり、思わず笑ってしまうような可愛らしい出迎えでした。店内にはカウンター席、テーブル席、個室があり、選べる座席の多様性が嬉しいポイントです。

乾杯のスパークリングワイン「FERRARI」から始まり、季節の生野菜など、体に優しいメニューの数々を堪能しました。串揚げでは、完熟干し芋にレーズンバターをトッピングしたものや、えんどう豆団子、アスパラ1本揚げ、車海老1本揚げなど、一つ一つが工夫を凝らした美味しさでした。特に、アスパラの鮮やかな緑色と強い香り、車海老のカリッとした食感は忘れられない味わいです。

おでんでは、定番の大根や卵からじゃこ煎餅やあわふなど、珍しいメニューも楽しめました。蟹と蓮根のコロッケのサクサク感や、ザクロ＆エルダーフラワーの微炭酸ドリンクは、食事の合間にもピッタリでした。

〆のうに丼は、北海道産の雲丹を使った贅沢な一品。濃厚な雲丹の味わいが印象的で、大葉と海苔と共に提供される小丼は見た目にも美しく、味わい深かったです。デザートのポロ衛門プリンは、カラメルの甘さと卵の濃厚さが絶妙にマッチしていました。

全ての料理が美味しく、感動的な体験でした。また、接客も非常に親切で丁寧で、一人での訪問にも関わらず、居心地の良さを感じることができました。隠れ家的な雰囲気の中で、特別な串揚げとその他の料理を楽しめる、素晴らしいお店です。