レストインロクメイカン
レストラン
大分県中津市の深耶馬溪町には一目八景という観光名所がありますが、 この名所のすぐ前に鹿鳴館という名前にはそぐわない鄙びた旅館があります。 ただ、この旅館は松本清張氏の小説「青春の彷徨」にも登場する ある意味では有名な宿となっています。 この宿の前にはレストインろくめいかんという休憩所があって ここには食堂や御土産処があります。 せっかくですからこちらの食堂で名物の蕎麦をいただきました。 紅葉のシーズンにはかなりの人でにぎわうのでしょうが、 初めて訪れた時は1月でしたので、ほとんど人もいませんでした。 こちらの手打ちで作ったというやまかけ蕎麦は 山の滋味が感じられて美味しかったのですが、 食堂のおばさんにすすめられたからし椎茸がそれ以上に美味しくて ちょっと予想外の味わいに驚いて、思わずお土産に買ってしまいました。 その後、仕事の際に深耶馬溪あたりも何度か通り、 一度紅葉のシーズンにまた鹿鳴館を訪れたことがありますが、 この時は人でにぎわっていました。 食後に一目八景の展望台から南画のような光景を眺めてみましたが、 紅葉の赤が荒々しい山肌にマッチして目の覚めるような光景が楽しめました。 そんな一目八景を背景に従えたこの鹿鳴館の食事処を見ると、 故里の秋といったものを強く感じてちょっと見入ってしまいました。
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