ゼンカイドウ
博物館・美術館
耶馬溪の青の洞門といえばその昔禅海和尚が 交通の難所を掘削して道を切り開いたことで有名で、 菊池寛の小説「恩讐の彼方に」の舞台となったところです。 禅海堂はこの禅海和尚を祀るお堂であって、 場所は羅漢寺リフトの乗り場近くにあります。 ここはちょうど禅海和尚のお墓の前になります。 堂内には和尚が掘削に使用したノミと槌などが祀られていますが、 人々を救うために岩を彫り抜いた和尚の気迫のようなものが感じられます。 恩讐の彼方には短編ながら日本人好みの熱いカタルシスが 感じ取れる小説で、この小説を読んで青の洞門を拝観して 禅海堂にお参りすれば、感慨もまたひとしおだと思います。
禅海和尚が堀抜いた「青の洞門」。今は観光名所です。
この禅海堂は、羅漢寺という結構古い奈良時代に創建されたと伝えられるお寺の境内の中にある青の洞門を掘ったと伝えられる禅海和尚の資料館になっており、禅海和尚が使ったと伝えられているツチやノミなどの遺品がいくつか展示されていました。また、耶馬渓に上がるリフトの乗り場も近くにありました。
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