私が治療所を始めて早いもので、もう40年経ちます。
40年の間には、いろんな人に沢山の方法を教えて頂きました。
で、ぼ〜ッと「こんな方法はどんな時にどうやって生まれてきたんだろう?」と思っていました。
ある時、仙台で、操体法で有名な橋本敬三先生にお会いしました。
そのときに「困ったときには温故知新」と教えて頂きました。
意味は「古きを訪ねて新しきを知る」という事です。
そのお言葉に従って、昔の天才治療師・神様と言われた大先生たちを調べ、研究いたしました。
すると、多くの大先生は、「患者さんを少し診ただけで、痛む場所から原因まで瞬時に感じ取り、理解されていた。」ということです。
昔は、なぜそんな事が可能なのか、不思議でしたが、先生方は「患者さんの気を感じていた」と理解出来ると、すぐに自分でも出来るようになりました。
今の施術は研究の成果です。
私はこの手で、患者さんの「氣」にアクセスします。