9月に来院の患者様
主訴は右肩の痛み
1週間前から突然あがらなくなり、肩の前面・側面にうずきがあり、痛みは肘から前腕部にまでだるいような痛みが強い。
特に朝一番は痛みがきつく、夜間寝ている最中も痛みで目が覚める。
温めると少しましだが冷やすと疼きが激しい。
前方には60度 側方には40度ほどしか腕が上がらない状態。
問診を取り、体を見ていくと頚部から背中が冷えており、脈が浮緊。
昼夜の温度差など急に手や方周りを冷やしたことによる、風寒邪が原因と判断し、手と首の付け根に鍼と温灸を行ったところ前方は170度 側方は150度ほどにまで改善
朝になると又痛みが少し戻ると指導し、継続治療を行った。
現在は肩は痛くなく、腰痛の治療を行っている。
このように五十肩でも、急性のものなら急激に治ることの方が多いです。
これが慢性化してしまうと靭帯や筋肉が硬化するため、長引いてしまいます。
又、外傷からの炎症性のもの激しい疼痛と治りにくく慢性化しやすいので、なるべく早くご相談ください。