薩摩の小京都とも呼ばれる南九州の知覧にある武家屋敷郡は
石垣と生垣からなる景観の中に
大狩りの緑の植え込みが映える光景が素晴らしく、
そうした一角に武家屋敷と屋敷庭園が保存されています。
ここは一度観光で訪れたことがありますが、
南国の陽射しがとてつもなく眩しく、
まずはその色彩感の鮮烈さに圧倒されました。
ここには7つの武家屋敷庭園があって、
見事な枯山水の伝統美の世界を見ることができます。
そんな中で女性の説明員による二ツ家民家の雨戸回しの実演が
面白くてすごく受けていました。
なお、知覧武家屋敷庭園有限責任事業組合は
昭和50年に知覧武家屋敷庭園保存会として発足したもので、
この歴史ある庭園の保存と伝承に尽力されておられます。