1.身体の冷えと筋肉・末梢神経の関係
気温や気圧などの変化によって手、足、腹部、全身、
身体の中が冷えやすい。
外気の影響なしでも冷えてしまっている。
このような状態の方の身体の反応としては
熱を逃がさないように筋肉が常に収縮し
血液の循環を低下させ痛みが出やすい状態となります。
さらには筋肉の間に挟まれている末梢神経も
圧迫されてしまうため、
その結果、痛みを脳に伝達してしまいます。
手が冷える→肩周囲も冷えている
足が冷える→腰周囲も冷えている
2.運動不足(運動量の低下)
年を重ねるごとに代謝は落ちていき
筋肉、関節も硬くなりやすくなります。
また、筋力も低下するため血行も悪くなり
痛みへとつながりやすくなります。
3.身体を冷えやすくするもの
身体が冷えると言われると外気の影響を考えますが
それ以外にも飲食、ストレス、疲労、運動不足、
筋力低下、休みすぎ、同一姿勢が多い仕事などでも
血行が悪くなりやすく、冷えやすくなります。
結果、痛みが起こりやすくなるとされています。
4.身体を温める食べ物と冷やす食べ物
温める食べ物→根菜類、温野菜、イモ類、ナッツ、
ショウガ、鶏肉、甲殻類、紅茶、柑橘類
冷やす食べ物→パン、牛乳、豆腐、夏野菜、生野菜、
緑茶、香辛料、コーヒー、ビール
※糖質の取り過ぎは血行を阻害してしまい
身体を冷やしてしまいます。
身体を冷やす食べ物は加熱すれば大丈夫です。
5.身体を冷やさないようにするために
40℃程度のお湯に10~15分浸かる。
痛みがある場所にカイロを貼る。
腰痛→腰、下腹部 肩痛→左右の肩甲骨の間
足湯も全身を温め簡単にできるのでオススメです。
ポイントは内くるぶしから3~4横指に
三陰交というツボがあるので
それより少し上を目安に行うと良いです。
【適度な運動をする】
オススメは20~30分程度のウォーキングです。
疲労感が出ない程度の運動をすることで
身体がポカポカしてくるとともに
代謝も良くなり、身体も温まりやすくなります。
※夜間や安静時の疼くような痛みがある場合
炎症が起こっている可能性があるので控えてください。