徐々に朝晩の冷え込みが増すと、肺の弱い人は毛穴が閉じ皮膚呼吸がうまく機能しなくなります。
空気も乾燥するので呼吸の際、鼻や喉に負担がかかり鼻炎や咳などが出やすくなります。
また、冷え込みによる首筋のこわばりや肩こり、それに影響を受けて歯痛なども起こりやすくなります。
秋になると朝晩の冷え込みや乾燥のため肺が弱まりやすく、呼吸器系の不調や皮膚症状(呼吸器と皮膚は関係が深く、皮膚呼吸や発汗も肺が調整している)、大腸が弱まるとお腹の張りや腹痛などの不調が出てきます。(肺と大腸は陰陽関係)
秋の冷え込みが増してくる季節の過ごし方として、肩こりや気管支の冷えを避けるため、特に首元を保温しましょう。足腰の冷え、腰痛の予防には足湯で身体を温めることが良いでしょう。
乾燥からの咳には大根、ナシのしぼり汁、柿、ミカン、鶏卵が良いとされています。
身体の保温には長ネギ、生姜、ミョウガ、大葉、クズ、フェンネルが良く、血行も良くなるとされています。
また、温かい食事で身体の内側から温めることも大切です。
何かお困りの症状等ございましたら、お気軽に当院へご相談ください。