男性臨床心理士・公認心理師と女性認定心理士の心理カウンセリングルームです。
社会不安、対人関係不安、全般性不安、不適応症状、ひきこもり・不登校、大人の発達障害、家族問題、子どもの問題など種々の心の問題に対処します。

話を聴くという傾聴型カウンセリングのみではなく、来談者の問題に特化した心理療法を実施し改善をはかります。人間はみなかけがえのない個性を持った存在ですから、その人の個性や状況に応じた療法で対応しなければ本質的な改善はできないからです。

具体的な心理療法としては、心理検査、心理教育、認知行動療法、マインドフルネス認知療法、ストレス低減法、森田療法、対話療法を行います。
通常3回から約20回で改善しています。一回の心理教育を中心とした面接で改善する方も5%程度います。

◎令和5年～令和6年の主な改善事例です。プライバシー保護の関係で属性の一部を変更しています。

〇小学生4年生女子…教室不安。人目や自分が気になり教室にいるのが辛く、登校を渋るようになる。心理教育、ストレス低減法で7回で改善し、教室適応できるようになる。保護者面接も2回実施する。

〇中学2年生女子…上級生、同級生の言動や嫌がらせに傷つき、その傷がフラッシュバックし、登校時に腹痛吐き気が起こり不登校になる。女性専科の対話療法で15回の面接で新学期から登校を再開するようになる。保護者面接は3回実施する。

〇高校生男子…対人関係不安。進学校在籍し、成績上位。クラスメートに対して過剰な気配りで疲労し、登校時、頭痛、胸痛が起こり登校困難状態になる。不安検査、心理検査で見立て、心理教育、マインドフルネス認知療法を実施。6度の面接で改善する。保護者面接は2回実施する。

〇高校生女子…進学校在籍。仲良しグループの会話や距離の取り方に疲れ、登校時吐き気、頭痛が起こり、登校困難状態になる。心理検査で査定し、心理教育、認知行動療法を実施。五度の面接で改善する。保護者面接は2回実施する。

〇男性20代後半…ひきこもり・抑うつ。自殺未遂数度。就職、離職、転職を繰り返し、引きこもる。鬱と診断され、心療内科を数カ所変わるも好転せず。当室来所時は、引きこもって3年になり、親に対する暴力が激しくなる。心理教育、認知行動療法、森田療法、ストレス低減法を実施。1年間の面接を経て、心の健康を取り戻し社会復帰を果たす。保護者面接は2回実施する。

〇男性30代前半　在職中　うつ、双極性、うつと心療内科を四度変わるたびに診断名も変わり、薬も変わる。休職を二度繰り返し　追い詰められた状態で当室に来所。心理教育、認知行動療法、マインドフルネス認知療法、ストレス低減法を実施。7か月の面接を経て、心の健康を取り戻し、前向きに人生を送っている。

〇女性30代前半　高校生の頃から自傷行為を繰り返し、心療内科にかかる。親の過干渉、虐待傾向の心的外傷が癒えないまま、結婚。結婚後子ども、家族の悩みが絶えず、いろんなところでカウンセリングを受けるも好転せず当室の女性専科カウンセラーのナラティブセラピーの面接を受ける。2年間で心の健康を取り戻し、生活態度、子ども、夫、親に対する態度が変わり前向きに生きるようになる。

〇男性　20代後半引きこもり歴7年。専門学校卒業、3年間働くも会社の人間関係でつまずき、以後引きこもる。心理教育、マインドフルネス認知療法を実施。半年の面接後、就職し社会復帰する。

〇男性30代前半　アルコール依存症の父親からの虐待を受ける。20代前半より、精神科、心療内科を転々とする。ADHD、うつ、適応障害などの診断を受け、薬は8種類服用しているが、いっこうに改善せず、他県よりホームページをみて当室に来所。心理教育、認知行動療法、森田療法を実施。10回の面接で改善し希望を持って生きるようになる。

〇男性20代前半　ギャンブル依存　母親のメール相談に始まり、他県より保護者、本人来所。依存症の矯正療法を三か月受けるも好転せず。当室数回のマインドフルネス認知療法・心理教育、認知行動療法面接で改善する。家族複数面接を2回行う。
パニック障害や強迫性障害は、心理教育を中心とした認知行動療法、マインドフルネス認知療法、ストレス低減法でいずれも1回～5回で改善しています。