口コミ
岡山県の高梁の成羽にある吹屋は、
人里離れた山あいに突如として現れる「べんがら」の町です。
ここはその昔、べんがらと銅の生産で富を築いた豪商たちが作り上げた町で、
ベンガラ色の外観で統一された赤い町並みが続きます。
当時の町の有力者たちがひとつのコンセプトのもとにつくりあげたという
この町はすごく懐かしい雰囲気が漂っていて、
一歩足を踏み入れると不思議な世界に迷い込んでしまったかのような気になります。
べんがらの町とはいっても金沢の東町のような雅やかな感じではなく、
どこかくすんだ土着性のようなものを感じさせる渋い色合いです。
ここには昔の民家のつくりを生かした資料館や御土産店なども
いろいろとあって見て回ると結構面白いものがあります。
べんがらのことを深く知りたいならば、ここの「べんがら館」がおすすめです。
べんがらの製造が行われていました工場を復元し、
道具など昔のままで展示されていますし、
その製造工程も詳しく知ることができます。
吹屋ふるさと村は令和2年に日本遺産としての認定を受けたとのことです。
行きにくい辺鄙な場所ではありますが、一度は見ておく価値はあるでしょう。
岡山県の山間にあるベンガラの里です。ベンガラ色の建物が多く点在しており、景色を楽しむことができます。お土産屋さんやカフェなどがあるので、観光とセットで楽しむことができます。べんから館では、ベンガラについて学ぶことができ、当時のベンガラの作り方などを学ぶことができるので良いと思います。

旧街道沿いに風情ある町並
- 投稿日
江戸時代から明治にかけて、ベンガラの生産で栄えた吹屋の町は、今も旧街道沿いに、ベンガラ格子に赤銅色の瓦を乗せた商家や民家など古い建物が立ち並んでいます。その風情ある町並みは、“吹屋ふるさと村”として、国選定重要伝統的保存地区に指定されています。
べんがら館は、その中にあって、明治時代のベンガラ工場を復元したもので、ベンガラの製造道具や工程を展示・説明しています。
吹屋ふるさと村は、昔の日本の街道の面影が残る、美しくて落ち着いた雰囲気のあるところなので、観光されることをオススメします。
町全体がピンクのようなオレンジのようなとても綺麗な色の壁色になってます。倉敷の美観地区の壁が白い所に色を付けた感じです。
道も整備されていて町並みを思わず写真に撮ってしまいたいくらい綺麗です是非行ってみてください。