国土交通省より無人航空機の安全運用に関する新たな基準が発表されました。
この基準は「2025年2月1日より施行」されます。受講者の皆さまには、以下の情報をご確認いただき、安全運用の徹底をお願いいたします。
1. 目的と背景
・本基準は、ドローンの運用における安全性向上を目的としています。
・行政処分基準が具体的に規定され、違反行為に対する厳格な対処が明確化されました。
2. 違反と処分の概要
違反行為には点数が割り当てられ、累積点数に応じて以下の処分が適用されます。
・1~2点: 口頭注意
・3~5点: 文書警告
・6~8点: 技能証明の効力停止3ヶ月
・15点以上: 技能証明の取消
主な違反例:
・アルコール・薬物の影響下での飛行(15点)
・夜間飛行・目視外飛行での安全措置未実施(14点)
・飛行計画未通報での特定飛行(10点)
3. 受講生が確認すべき点
・技能証明を持たれていない方への注意:技能証明を持たない場合、違反行為に対して減点ではなく、罰金や刑事罰が適用されます。
・ルール遵守の重要性:飛行前の機体確認や飛行計画の提出、安全措置の徹底を行うことで、違反を防止することができます。
・安全運用の影響:違反による行政処分や罰則が、業務や趣味の活動に与える影響を事前に把握しておきましょう。
4. 実務への影響
・新基準により、技能証明の取得がさらに重要になります。
・違反防止の意識向上が、事故やトラブルの未然防止につながります。
・特に企業利用者にとっては、運用の信頼性向上と競争力の確保に直結します。
JMAドローンスクールでは、皆さまが安全かつ効率的にドローンを運用できるよう、引き続きサポートしてまいります。
新基準や講習内容に関するご質問は、お気軽にお問い合わせください。
