最初、当店のお客様のご紹介で来店された南アフリカの方が、奥様にプレゼントしたリングが割れたのでとお持ち込みになられたリング。
ご主人様は日本語はあまりできないそうで、一緒に来られた方が通訳・・・
なかなか、話が進みませんでした。
結局、修理を頼んでいかれました。
金属の刻印がないのですが、お預かりして修理をしようとしましたが、レーザーをあてるとその部分が溶けてしまうことがわかり中断。
その後、ご主人様に数回連絡をとり、日本語のわかる奥様と来店されることになりました。
ご主人様のお話では、南アフリカで作ってもらい、一回目の修理はクウェートで。
修理のために南アフリカ、クウェートまで行くには旅費交通費が高いと言われました。
何とかしてあげたいので、奥様と一緒に来店された時に、奥様に同じものを作るご提案をしましたら、お願いしますと言われました。
お見積もりは、プラチナ、K18WG、SV925の3パターンでお出ししていたのでお見せしました。
奥様は、SV925で作成してくださいと言われました。
本日、無事に出来上がりました。
CADでデータ作成→3Dプリンターで作成→金属作成→磨き→石留め→完成
・半分に割れた指輪(写真上)
・SV925で作成した指輪(写真下)
※奥様は南アフリカ語でご主人様に説明されてOKが出ました。
奥様は、英語と南アフリカ語OK。
しかも、日本語も独学でマスターされているので、お話がスムーズに進みました。

