口コミ
隠れ家のような佇まいの「佐季」で、忘れられない寿司の時間を過ごしました。扉を開けると、凛とした空気が漂う粋な空間が広がります。
清潔感あふれる白木のカウンターは、まるで舞台のよう。職人の所作を間近で見られる特等席で、期待に胸が高まります。優しい照明に照らされた空間は、まるで時が止まったかのような静けさに包まれています。
お品書きは、その日仕入れた極上のネタたち。最初に運ばれてきた小鉢は、旬の味覚を存分に活かした一品。繊細な出汁の味わいに、これから始まる握りへの期待が一層高まります。
そして始まる握りの数々は、まさに芸術品。シャリは程よい温かみを帯び、一粒一粒が立っているのが分かります。その上に載せられる旬のネタは、色艶が美しく、まるで宝石のよう。
大トロは口の中でとろけるような舌触りで、深い旨みが広がります。真鯛は薄造りにされ、繊細な味わいを引き出しています。煮蛤の香りと味わいは、まさに春の訪れを告げるよう。
職人の技が光る炙りものも絶品。香ばしい香りと、火入れの絶妙な加減に思わずうなります。シメの玉子焼きは、ふんわりと優しい甘みが広がる至福の一品です。
何より素晴らしいのは、お客様一人一人の反応を見ながら、最適な順番とタイミングで握ってくださる職人の心遣い。さりげない会話も、食事を一層楽しいものにしてくれます。
大切な方との特別な日に、心に残る思い出を作ることができる素敵なお店。また訪れたい、そう心から思える極上の寿司屋でした。
概要
店舗名
サキ
佐季ジャンル
電話番号
住所
東京都中央区銀座７丁目６−１６
アクセス
- 公開日
- 最終更新日
