先日対応した患者さんで、30年腰痛と足の痺れを訴えているという方の施術をしました。
症状は右のヒザから下の外側が足の小指にかけて痺れるのと力が入りにくいという状態。
腰痛もここ数年ギックリ腰を繰り返している。
当院ではこのような患者さんにまず、30分から40分のヒアリングを行います。
今回ヒアリングを行った結果、病院で「反り腰だから腰は反らないように」と言われたそうです。それからなるべく体を丸める動作を繰り返していました。
そして評価を進めていくと腰を反る動作が硬くなっていて全く反れない状態でした。
ここで考えてみてください。
反ってはいけないと言われ、丸める動きをしていたとの事でしたが、この方の症状は良くなっていません。
そこで不安はあると思いますがうつ伏せで反る動作をゆっくり行っていただきました。
痛み出ない事を確認しながら10回。
その後歩いてもらい、変化があったか確認しました。
すると、「反る前より足に力が入るようになった」との事でした。そして「今までこんなに右側を信用して歩いたことがない」と感想を言ってくださいました。
その後自宅でも行っていただき、経過を見ています。
当院ではこのように長年腰痛があり、痛みが当たり前になって、もう変わらないと思っている方も多く来院されます。
また思い込みでずっと動かしてないのも長引かせる要因の一つです。
まずはゆっくりお話しを聞かせていただき、何が原因なのかを探っていきましょう。
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