口コミ

昭和の息吹を感じる洋食屋さんでの昼下がり

5.00

投稿日: 2024/04/27

JR東京駅八重洲北口から歩いて2分、人々がひそかに集まる細い裏路地に、昭和36年創業のグリルシャトーがあります。タバコの煙に煙たながらも、この洋食屋さんは時代の証人のようです。店内は半地下で、窓もなく、使い込まれた調度品がその長い歴史を物語っています。

店内ではクラシック音楽が流れ、女性スタッフが忙しく動き回っています。店主も高齢ながらテキパキと店を切り盛りしており、訪れる人々には温かいもてなしを提供しています。意外にも女性客が多く、昭和の雰囲気を楽しんでいるようです。

ランチメニューは日替わりやハンバーグ、クリームコロッケなどがあり、私は20食限定の人気のハンバーグを選びました。サービスされたスープはスパイシーで心温まる味わい、ハンバーグはジューシーでドミグラスソースがよく合います。ライスのお替りも可能で、満足感は十分です。

店を出る際、新店舗の紹介看板に目が留まりました。新橋の歴史あるビルでの新たなスタートが予告されており、また新しい場所でこの味を楽しめることを期待しています。この店が昭和の面影を次世代にも伝えてくれることでしょう。