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奈良の橿原にある藤原宮は日本で初めて建設された都で、
710年の平城京遷都までの16年間、この地に存在していました。
歴史の教科書でもあまり詳しく触れられてはいませんが、
その規模としては平城京をしのぐスケールだったとのことです。
現在その藤原宮の跡地には広々とした原野が広がり
大和三山を望むことができるのですが、
ここにはブロックを分けて花畑が設けられ
季節ごとに菜の花やハスやコスモスの花が綺麗に咲き乱れます。
この藤原宮跡に立つ大極殿の基壇を再現した赤い列柱が見てみたくて
訪れてみたことがありますが、季節は秋の終わりでコスモスは終わっていて
赤い柱の向こうにすすきが風に吹かれて揺らめいていました。
日があかあかと照らす穏やかな朝の藤原宮跡でしたが
何となく栄枯盛衰の無常観を感じさせるような光景でもありました。
耳成駅から徒歩15分ほどのところにある花畑で、藤原宮跡を利用して色とりどりのお花を見ることができます。季節ごとに異なるお花を見ることができ、菜の花・ヒナゲシ、オミナエシ・キキョウ・黄花コスモス、ハナハス、コスモスなど美しいお花畑を見ることができておすすめなスポットです。
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