長い年月を経たと思われる、小さな木製の箱が入ってきました。
素朴な木組の箱ですが、特に目を引くのが、側面に残された墨書です。
木肌の色合い、古い釘や接合部分、
手書きの文字。
ひとつひとつに現在の量産品にはない独特の趣があります。
何に使われていた箱なのか、いつ頃作られていたものか、現段階では詳しい事はわかっておりません。
それでも、文字や造りを眺めていると、かつて実用品として使われていた当時の姿を想像したくなるお品です。
古道具は、用途や年代が全てわからなくても、
そこに残された文字や傷そのものが手がかりになることがあります。
函館・時代屋では、このような古い木箱や古道具、昔の暮らしの品なども取り扱っております。