産後に発症しやすい腱鞘炎について説明します。
産後の腱鞘炎とは?
産後のママは、赤ちゃんの抱っこや授乳、オムツ替えなどで手首や指を頻繁に使うため、腱鞘炎になりやすくなります。特に、親指側の手首に痛みが出る「ド・ケルバン」が多く見られます。
原因
ホルモンの影響
妊娠・出産時のホルモン変化(特にエストロゲンやリラキシン)が腱や腱鞘を緩めることで炎症が起こりやすくなります。
育児による手首への負担
赤ちゃんを抱っこするときの手首の動き(特に親指と手首を曲げる動作)が負担に。
授乳時の手の支え方が原因になることも。
ホルモンバランスの乱れ+睡眠不足
産後の体の回復が不十分な状態で無理をすると、炎症が悪化しやすくなります。
症状
親指の付け根から手首にかけて痛みや腫れがある。
親指を動かすとズキッと痛む。
手首を動かしたときに引っかかるような感じがする。
痛みが気になる方はお近くの整骨院などにご相談ください。
