養浩館庭園

JR・えちぜん鉄道福井駅から徒歩14，5分でしょうか。街の中にあるアクセスのよい庭園です。
入館料も200円台とリーズナブルで気軽に入れると思います。
園内は大きな池の周りをぐるっと散策。書院建築の屋敷から池と林をみるのは、格別です。
訪れた日は雨でしたが、雨音に耳を傾け庭園を眺めるのは贅沢なひと時でした。

福井藩主、松平家の別邸です。広い池の周りに、築山や岩島、石橋などがあって、驚きと共にその造りのうつ美しさを堪能できました。街なかにあってこちらは時が止まったような落ち着きと静けさを感じられて行って良かったです。

福井駅近くのホテルの方に、この辺りでオススメの観光スポットを聞いて教えてくださったので、行ってきました。
「ようこうえん」と読みます。
アメリカの庭園専門誌が選ぶ『2011年日本庭園ランキング第４位』だそうです。ちなみに2008〜2010年も第３位だったとか。

庭園の立派さで言うと、たぶんもっと上位のところがあるように思いますが、ここは庭園（というかほとんど池）を眺めるために造られた建物に入れるのが好ポイントでした。
もともとここは、福井藩の藩主が造った別邸なんですが、戦後に復元されたものでそれほど歴史的価値が高くないからか、建物のすべての部屋に入ることができ、畳に座って庭園を観ながら寛げます。

建物の下にも池（川）が通っているという凝った造りで、まるで屋形船に乗って水に浮かんでいるような感覚です。

それほど広くなく、隣の郷土歴史博物館と共通券（310円）が出ていて、この博物館も常設展だけだとそんなに時間がかからないので、セットで行かれるのもオススメです。