トンコクラーメン

豚黒ラーメン

3.45
口コミ
3件
写真
5件
住所
福岡県嘉麻市岩崎1253-6
アクセス

下鴨生駅から2.4km

価格帯
¥500 〜 ¥700

口コミ

嘉麻市にある美味しいラーメン屋さん

4.00
投稿日
予算
¥500

嘉麻市にある美味しいラーメン屋さんです。
家庭で食べているような味のラーメンです。
決して今どきのおしゃれな味ではありませんが
何処か懐かしくなる味です。
炒飯は醤油と葫の香りがたまりません。
値段もここまで安くて
儲けあるんだろうかと心配になるくらいです。
もう少しあげてもいいんじゃないかなあと正直思いました。
半炒飯250円
ラーメン500円
お腹も心も満たされるラーメン屋で
お勧め出来る店の一つだと思います。

1
ばぶちゃん
ばぶちゃん さん

商売っけのない店

4.50
投稿日

看板は大きいのですが、ご主人がとってもお人好しでまるで商売っけというものを感じさせません。
飯塚ちゃんぽんがおすすめですよ。
あっさりしたその味は、お母さんが作ってくれそうなチャンポンの味です。
チャンポンにソースって合うんだな〜って、そう思ってつい口に出しちゃうと、ご主人がにっこり笑って「そうでしょう」と満足そうに頷いてくれました。

2

本格「骨」スープ

4.50
投稿日
予算
¥700

稲築町にある大きなラーメン丼の写真が看板になったラーメン屋です。
平日の午前11時半という時間。暖簾がなく、店舗正面に自筆で書かれた「営業中」の文字が開店していることを表明していますが、一見して伝わりにくく、入店を躊躇してしまいます。
お昼には少し早い時間だったためか店内に先客はなく、推定年齢60歳くらいの小太りの店主がカウンターの奥で寂しそうに佇んでいました。
L字型カウンターには冷蔵ショーケースが置かれ、居酒屋か寿司屋のような面影を残しています。
壁には手書きのメニューが押しピンで貼られており、ラーメン1杯500円とあります。
半分チャーハンが250円でしたので、その組み合わせにしました。
コックスーツを着た店主は、大きな寸胴鍋からスープを小鍋に移すとガスレンジで温め始め、フライパンでチャーハンの具材を炒め始めます。
小鍋でスープを温めるのを見た時点で「これは失敗か・・・?」と不安が頭をよぎり始めました。
なぜなら、もとのスープが冷えている→昼食時なのに準備が出来ていない→普段から客が入らない→それはまずいから、という図式が浮かんでくるからです。
そこで麺の硬さを尋ねられ、反射的に「硬めで」なんて答えたものの、もうすでに期待感などほとんど残っていない状態なのです。
フライパンがじゃじゃ〜と音を立て、ニンニクを焼くいい匂いが漂ってきた頃、店主が麺の湯切りをしてラーメン完成。続いて間もなくチャーハンも。
ラーメンは、見かけはまあまあの出来。
スープを啜ってみると・・・? 旨い。
麺は・・・注文通りの硬さ、つまり芯が残るくらいの絶妙の茹で加減。
期待していなかった分、うまさが際立つのか、とてもおいしいですね。多少あっさり目ではありますが、私の好きな味でした。
チャーハンは、焼肉味と言う表現が正しいかどうか分かりませんが、ニンニクと醤油の香りが効いた香ばしくて良い味でした。
ついスープを飲み干してしまい、痛風の不安が心の片隅に残る中、無意識に壁の品書きに目をやると、長崎チャンポンと並んで飯塚チャンポンというものがあるのに気づきました。
飯塚チャンポン?なんじゃそりゃ?ご当地グルメに名を残したいがための策略か?
などと意地の悪い考えがしきりに頭に浮かぶので、店主に尋ねてみました。
すると、ニッコリ微笑みながら「お客さん、飯塚の方ですか?」と逆に尋ねられ、いや私は田川なんですけど等と、しどろもどろに答えていると、「昔、チャンポンにソースをかけて食べていませんでしたか?小さい頃、まだ豚骨スープとか言ってないころ、食堂のチャンポンにソースかけて食べてましたよね?」と言われ、ああ、そうだった。チャンポンにソース。カレーライスにもソースが当たり前の時代がありました!と思い出すままに答えると、満足そうな笑みをたたえたまま、この店主曰く、「その昔懐かしいチャンポンは、筑豊独自の食文化なんですよ。本場の長崎ではチャンポンにソースはかけないんですよ。」と講釈を垂れ始めました。
ふーん、でも僕の長崎のお友達は、長崎皿うどんにソースかけるのが長崎流だと言ってたぞ!なんて言いたくてもチャンポンはどうだったか忘れたので、店主に調子を合わせていると、店主は本格的な長崎ちゃんぽんと枝分かれした庶民的な飯塚特有のアッサリ味チャンポンを再現し、豚骨スープの長崎ちゃんぽんと並べて出しているのだという話をしてくれました。
さらに、ラーメンのスープに話が及んだところで、ややきつい表情になった店主は、「最近はインスタント豚骨スープの売り込みが激しいんですよ」と苦情を言いつつ、「うちのは本物の骨スープです。」と言うので、ホネスープですか?と聞き返すと、ゆっくりと大きく肯きながら「全部黒豚の骨で取ってます。チャーシューも黒豚です。だから店名は黒豚を逆さから読んで豚黒(トンコク)ラーメンなんですよ。」と得意げに言います。
黒豚は高かろうに。見たところこのお店は繁盛しているようには見えないし、コストばかりが嵩むのじゃないかと心配して尋ねると、以前は横浜でレストランをしていたが、洋食に比べラーメンは原価率が低いので、そこそこ儲けは出るのだとか。
寸胴鍋にたっぷり入った、その黒豚スープは一日でどれくらい捌けるのだろうか。
今後も時々訪れるお客に小鍋に分けてスープを温め続ける店主の後ろ姿が目に浮かびます。
つい、情にほだされて、少しでも売上に貢献しようと替え玉をオーダーしました。
店主のニッコリ微笑む笑顔を見ると、ああ、ここがもっと繁盛すればイイのになあと、思ってしまいます。

34

写真

概要

店舗名

トンコクラーメン

豚黒ラーメン

ジャンル

電話番号

住所

アクセス

最寄駅
バス停
  • 志耕館高校から60m (徒歩1分)

営業時間

営業時間補足
11:00〜20:00
定休日補足
木曜日
公開日
最終更新日

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