なかなか良くならない腰痛や肩こり。実はその大きな原因のひとつが「特定の筋肉に負担が集中していること」です。
では、なぜ一部の筋肉にだけ負担がかかるのでしょうか?
主な理由はこの2つです。
• 姿勢のゆがみ
• 日常の動作のクセ
姿勢は、身体の一部にゆがみがあるだけでも全身に影響を及ぼします。たとえば、骨盤が後ろに傾くと(骨盤後傾)、腰や背中が丸まり、首や肩に負担がかかってしまいます。これが慢性的な肩こりや首こりにつながっていきます。
また、日常の動きのクセが筋肉に負担をかけることもありますが、実はここにも“姿勢”が深く関係しています。
同じ動作をしていても、痛みが出る人と出ない人がいるのは、姿勢によって筋肉の使い方や負担のかかり方が変わるためです。
姿勢に原因がある肩こりや腰痛の特徴は、「いつも同じ場所が痛くなる」こと。これは、同じ姿勢や動作を繰り返すことで、特定の筋肉ばかりが使われ、疲労や炎症が蓄積していくためです。
この状態が続くと、筋肉は傷つきやすくなり、さらに痛みが出やすくなる…という負のループに陥ってしまいます。
このループから抜け出すためには、原因となっている「姿勢」と「筋肉の使い方」を見直すことが大切です。
