皆さんは、ずっと首こりのある状態が普通になっていないでしょうか?
01.首こりによる脳への影響
首こりの状態が慢性的に続いてしまうと
首周りの筋肉が硬くなることにより、脳や目に流れる血流が低下してしまい、頭がぼーっとして考える力が落ちたり、眼精疲労が溜まってしまいます。
首の骨が歪むと、血流低下や神経圧迫を引き起こし
神経が圧迫されると、めまい・頭痛が起こったり、身体が異常を検知し筋肉の力がずっと入りっぱなしになり、疲れが溜まりやすかったり、痛みが出たりします。
重症化すると痺れが出てくる場合もあります。
02.首こりによる自律神経への影響
筋肉に力が入りっぱなしになると
自律神経という身体のオンとオフを切り替えてくれている神経がずっとオンのままになってしまい、夜も眠りが浅くなったり、寝起きもスッキリしなかったりもします。
首というのは脳と身体を繋いでいる場所なので
首が悪くなると首以外にも腕や手に症状が出てきたりもします。
03.首こりによる姿勢への影響
首こりの原因の姿勢不良についても触れていきます。
猫背とは、肩が前に出て肩甲骨が背中にペタッと張り付いた状態を言います。
背中の筋肉が引き伸ばされて硬くなり、胸など前側の筋肉は縮んで硬くなります。
そうなると、胸が広がりにくくなるので酸素が入りずらくなり
酸素が入らないと、疲れが溜まりやすくなる原因にもなりますし
自律神経が乱れる原因にもなります。
さらに、背中や二の腕にお肉がつきやすくなったり
鎖骨が埋まってしまい、デコルテも見えにくくなります。
ストレートネックは、
誤嚥性肺炎という、飲み込む場所を間違えてかかる、肺炎の原因になる可能性も高く、この誤嚥性肺炎は、日本の死因の第3位です。
歳をとって飲み込む力が弱くなると、このような疾患が起こってくることも考えられます。
そのほかにも、首がストレートネックになることで、めまいや耳鳴りが起こったり、首の骨の間にはいろんな神経が出ていて、その神経に沿って症状が出てきますので、全ての歪みをとってあげないといけません。
仕事中やプライベートでも、PCやスマホの使用が主流になり
姿勢不良を起こすリスクが高くなっている、今だからこそ
完全なストレートネックや猫背になる前に予防する事が大切です。
