口コミ
熊本出身のあたしは子ども画まだ小さなころから、
帰省したら連れてきてました。
最初は泣き、夢にも見て、保育園の先生から「まだ早いんでは?」とお叱りを受けたことがありました。
その子が、中1のとき、岐阜新聞の子ども記者となって、
ひとりだけ自費で県外取材をさせてもらいました。
原爆資料館はもちろん、
外国の人へのインタビュー、被曝された方への聴きとり、
高校生平和大使へのインタビュー、
一緒に駅前の橋の上で署名活動にも参加しました。
あらゆる取材をしました。
田上市長に変わった1年目で、市長への単独インタビューもやり、
平和式典も最前列に参加させていただきました。
田上市長にいただいた、さんのう神社の被爆クスノキの
苗木は今も、出身中学の校庭で大きくなっていることでしょう。
子どもだからと言って、戦争はよけては通らない。
「平和」とは何か。
一番大事な根底だと思います。
学生時代に所属していました団体は、平和活動もしていました。
1年生の時に、8月3日〜9日で全国から集まった学生で広島・長崎原水爆禁止の取り組みを行いました。
被爆者の方の話しを聞き、平和大会に参加しました。そして、この資料館の見学を行いました。広島よりは亡くなった方の人数は少ないのですが、悲惨な姿は変わりありません。
地震とか台風とかの天災ではなく、人間のつくりだした殺人兵器によって一瞬にして数万人の命が奪われました。しかも、日本だけです。この現実を、日本そして世界の人は忘れてはいけないと思います。
初めて行ったのは小学生の時。
ものすごい衝撃を受けたこと、とても覚えています。
夏になったら学校の廊下一面に貼られていた原爆の惨状を伝えるあの写真たちより衝撃的でした。
(長崎市近郊の小学校では毎年原爆の日が近づくとこの写真が貼られます)
一生に一回は絶対見ておくべきです。
昔に比べたら展示物があまりに見るのがつらいものを展示しなくなったという話も聞きますが、それでも初めて見る方はかなりの衝撃だと思います。
今ここにある平和がとても貴重なものであること、そして私たちのおばあちゃんおじいちゃんから聞く話がとても貴重なものであることを改めて認識できる場所です。
ちなみに。
学生の時にはここの図書館によく通っていました^^
とてもきれいだし、ゆっくりできるし、静かなので大好きな図書館です。
大島ミチルさんの千羽鶴のメロディが原爆投下された11時2分になったら優しい音で流れます。