フナバシシヤクショ ホクブセイソウコウジョウ
船橋市役所 北部清掃工場
- 住所
- 千葉県船橋市大神保町1356番地
- アクセス
小室駅から徒歩19分(1.5km)
焼却 能力:435t/日(145t/日×3基)
炉 形 式:流動床式焼却炉
稼動開始日:平成4年4月
総 工 費:約61億円
発電能力:タービン発電機,発電量は1500kw
昭和58年(1983年)に操業開始。炉など主要設備を更新し、平成4年(1992年)に再開した。その際、既設の建屋やタービン発電装置などを流用し、建設費の低減を図った。
新京成線三咲駅から新京成バス「小室駅」行きに乗車「モリタ船橋工場前」下車徒歩約1分。
最寄駅として小室駅が自動表示されているが、市内中心部から行く場合には、三咲駅からバスがお勧めです。
口コミ
昭和58年(1983年)に稼働し、
平成4年(1992年)に炉など主要設備を更新した。
(更新に伴う国庫補助金返還の有無は不明。)
施設の老朽化のため、平成29年度(2017年)稼働を目標に建替える。
規模:432t/日 (現在435t/日 流動床式)
処理方式:ストーカ炉+焼却灰の民間委託
事業手法:DBO方式(設計・建設及び15年間の維持管理・運営一括委託)
・ストーカ(火格子)炉は、国内で最も稼働実績が多い。焼却炉の半数、都市ゴミ焼却炉では8割にもなり技術として安定している。都内など人口密集地などにも多く設置されている。対応している炉メーカーが最も多く、導入にあたって競争原理が働く処理方式である。流動床式は汚泥などの焼却に適している、建設費は安いが運営費が高い、焼却灰の民間委託も制約が多い。
・焼却灰の民間委託先としては、セメントメーカー(セメント原料)、骨材メーカー(溶かして硬い建設骨材を作る)など多くの民間企業がある。自前で灰の溶融設備を作った自治体もあるが、故障が多い、運転経費が高い、多量のCO2を出す、溶融スラグが流出した、火災や爆発事故を起こした、作ったスラグが軟らかく利用先が無い、管理できない等の理由で運転を停止している所が多い。
・事業手法としのDBO方式は、近年、多くの自治体で導入している。予防保守による修繕コストの削減や稼働日数の増加、多能化による職員の削減などが図られている。ただし、活用にあたっては充分な注意が必要である。
・DBOは今までと大きく異なる。従来方式では、図面を基に入札を行い安い価格を提示したメーカーに発注する。同じ物を作るため価格差は基本的にない。価格差の要因は見積書などで確認できた。DBOでは、提案書が違う。図面(技術)や見積書、修繕計画、運転体制など全てが違う。さらに、事前対話が無いため要求水準書の解釈も違う。選定委員やコンサルに実務経験はない。事業の保障をするものでも無い。提案書の単純な比較とは別に内容を精査する技量が求められる。過剰品質の排除も必要である。
・北部清掃工場及び南部清掃工場については、共に、不幸にして、多くのトラブルに見舞われてきた。結果的に多くの税金が無駄に投入された経緯がある。新工場を作るにあたっては、もう無駄遣いは許されない。安かろう悪かろうは論外。必要とする性能を確実に発揮するものを作ることが、結果的に最もコスト低減になる。あってもいいかなと思うような機能は不要。DBOであっても不具合が発生すれば市の責任である。
・実績の少ない高効率発電をどう評価するのか、発電機のトラブルが施設全体の運転に影響しないのか、本当に得なのか、また、白煙防止は必要なのか、とも思う。
〜以下、余熱利用施設からのつづき
いま、真に求められている余熱利用施設とは・・・存在意義のある施設である。
・横浜市やさいたま市など多くの自治体では、財政破綻を回避するために、行財政改革を進めている。公共施設の見直しも行っており、凡そ床面積で30%の削減を目指している。その中で、老朽化した学校プールの改修改築を行わず廃止し、他校や市民室内プール、民間クラブのプールを活用するところもある。今回、学校プールとの兼用という選択肢もある。
・10年で約2倍にもなった扶助費の増嵩に対し、他の自治体では、普段スポーツに縁の無い高齢者、体を動かす機会が少ない高齢者を呼び込み、健康を長く維持できる、改善できる施設を整備している。60歳以上は無料や100円程度の入館料で全ての設備を利用できるようにしている。高齢者が普段の生活の中で体力低下による転倒骨折等で要介護状態になるのを防ぐ、閉じこもりを防ぐ、運動器の健康を維持することが重要である。
・今回の3.11震災で避難場所としての学校施設の重要性が再認識されたが、市内小中学校の耐震補強は県内最低の50%にとどまっている。Is値が0.7未満(q値は1.0未満)は倒壊を防ぐために耐震補強が不可欠である。さらに、補強しても震災後の継続使用が可能となるものでもない。また、避難場所としての機能不備も多く認識された。体育館が寒い暑い過酷。シャワーが無い。炊き出しができない。乳幼児など多様な避難者に対応できる和室の小部屋が無い。情報が取れない届かない発信できない等々多数。それらを少しでも補完するという選択もある。
存在意義のある余熱利用施設の必要性は十分にある。と思うが。
また、
・多くの施設をPFIやDBO、指定管理で民間に委託しているが、民間が疲弊するような形が多く、途中で破たんした事例が多数ある。職員給与を下げれば優秀な人材が集まらないのと同じで、最低限の収益(利益率)が期待できない、努力が報われないと感じる場合、優れた民間事業者は応募しない。
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写真

- 投稿者
- おやじ記者
- 投稿日
広島市 中工場(平成16年2月竣工) 広島平和記念公園から海へと伸びる道の先にある”海へ通り抜ける空間”。平成22年度ごみ排出量841.8g/人日は全国2位(人口50万人以上都市)。

- 投稿者
- おやじ記者
- 投稿日
越谷市他 東埼玉資源環境組合・第一工場(平成7年9月30日竣工) 地下施設無し・耐震性飲料用貯水槽5,000t 2基など災害対策が充実。平成22年度発電量522kWh/トンは全国10位。

- 投稿者
- おやじ記者
- 投稿日
千葉市 新港クリーンエネルギーセンター(平成14年12月竣工) 千葉市は焼却ごみ1/3削減運動で清掃工場を3ヵ所から2ヵ所に減す。平成22年度リサイクル率30.8%は全国1位(人口50万人以上都市)。
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概要
店舗名
フナバシシヤクショ ホクブセイソウコウジョウ
船橋市役所 北部清掃工場ジャンル
電話番号
住所
アクセス
営業時間
- 営業時間補足
- 午前9時から午前11時まで、および午後1時から午後4時まで
- 定休日補足
- 日曜日・祝休日(特別収集日を除く)
- 公開日
- 最終更新日