インド料理 POTOHAR 文化女子大前店

前にカレーを食べにいった。黄色い外壁はいかにもカレーのお店といった感じで店内の照明の模様も雰囲気がありよかった。ここのお店は夜遅くまで営業しているのもありがたかった。お店のスタッフさんはインドの方だったけれど日本語が上手でびっくり。味もそこまで辛くなくてほどよくて食べやすかった

　パトワールの支店を巡る旅その４。
　ＫＨＡＮＡの経堂の支店を探して行ったら店の経営が変わっていました。となると知っている店はあと２軒。どちらも西新宿の甲州街道周辺で、内１軒は店舗が極小で能力的に限りがあり、私のわがままはききにくい....ってことでこっちの店へ（六本木にも店舗が在りますけど、あっちは鬼門なもので...（汗））。
　甲州街道からは店の看板が見えず、知らない人はその存在に全然気付かないというインド料理屋業界の隠れ家、知る人ぞ知る店ですね〜（ま、単に“無名”とも言いますが...（汗））。


　この日オーダーしたのは
　　マトン・ジャルフレーズ（1350円）
　　ヴェジタブル・パコラ（500円）
　　ナン（300円）


　マトン・ジャルフレーズっていうのはぁ...、んー、そういえばこれ、何と説明すべきかよく分かっていなかったりします（汗）。より正確にはジャルフレーズィーっていうようですが、私がよく言う“濃〜い”味のマサラ料理の１種で、イスラーム系の店に多いメニュー。でも、起源は特にイスラームというわけでもないようです。
　店により、コックにより、仕上がりもまちまちで、ますますよく分からないんですが、総じてウンマいことが多いのでよくオーダーします。この店のジャルフレーズも「カライとどこが違うんだぁ？」という味と仕上がり（本店とも異なる仕上がり）。ま、ウンマイからこれでいいのだ！

　ジャルフレーズを皿に適量よそい、ナンで肉を押し崩し・摘んで、ナンごとパクリ！箸休めというか合間に野菜天ぷら（衣は豆粉で卵不使用）のパコラもパクリ！皿に残ったマサラをナンで拭ってまたパクリ！って感じで完食。
　ウンマい！これまで行った支店のレギュラー料理の中ではここが一番ウンマいのではないかなぁ。マトンの仕込みが丁寧になり、肉が軟らかくなったし、程良くオヤジ臭いイスラーム味のマサラと相俟って好みドンピシャじゃないですか。この店のマサラ料理はトマトとダニヤのトッピングが共通で、ルックスはどれがどれやら見分け付かない（苦笑）ということはありますが、味わいは良く、これは末永くお付き合いしたいレベルじゃないの!? と思えました。

　以前はコックさんの交替が確かあったと記憶しているのですが、今回のベンガル系顔立ちのコックさんが、これからは通しで調理することになったようです。これで、曜日や時間帯によって料理の出来が変わることもなくなり、利用者には有り難い（その分コックさんは大変かも（涙））。ただ、ホール担当はパキスタンの若い子が交替で当たるようで、この子達とコックさんの連携が今ひとつなのがチョト気になりましたが...。

　何故か本店ではこの店の話が出ませでんでしたけど、本店と良い勝負の出来る有力支店。パトワール系のファンとしては憶えておきたいですねぇ。