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鎌倉駅東口改札を出て、若宮大路を横断し、徒歩5分ほどの場所にあるお寺で、鎌倉駅から近い場所にあります。
鎌倉時代この場所は幕府の裏鬼門である南西に当たるとされ、源頼朝が幕府の守り神として夷堂を建てたのが始まりで、歴史あるお寺です。
商売繁盛や縁結びの神様として、多くの参拝客が訪れている雰囲気が良いです。
日蓮宗。
東身延本覚寺。
本尊は釈迦三尊像。
永享8年(1436)創建。
足利持氏が鎌倉夷堂があった場所に
寺を建てて日出上人に寄進。
文永11年(1274)に佐渡流罪を解かれ
鎌倉に戻った日蓮上人が
ここの夷堂に滞在して布教再開。
のちに身延山に再興した第2世の行学院日朝は
山中の身延山への参詣が困難な老人や女性のために
身延山より日蓮の遺骨を分骨してここに納めたと。
これが「東身延」と呼ばれる理由です。
現存する建物の中でもっとも古いのは
山門(仁王門)で江戸時代創建。
大きなお寺です。
といっても5分もあれば抜けられますが。
敷地も広く、鎌倉のお寺といえば建長寺かこちら。
特に元寇のストーリー豊富な日蓮ゆかりの寺として
人気も高いです。
しかし、最近の人気はそちら故でなく。
伝岡崎四郎正宗の墓がここにあります。
いわずとしれた名刀の代名詞「正宗」。
「相州伝」と称される作風を完成させ
多くの弟子を育成、名工に育て上げたとされる
伝説の名工です。
硬軟の鋼を組み合わせ鍛錬し、独自の地鉄を創っており
「沸(にえー刃紋や地鉄を構成する肉眼で見分けられる大粒の金属粒子)」
の美しさ、地刃に「働き(刀身の地鉄や刃紋に見える様々な模様や変化)」
があります。
かつて私の地元に本阿弥派の研ぎ師がおられたとき、
正宗は相州の誇り。美意識の一つの極致だといわれていました。
研ぐときはむやみにぴかぴか光らせるのではなく
刃紋を強調するようにと言われたことがあります。
刀剣乱舞(とうらん)や日ノ丸相撲(週刊少年ジャンプ)の
影響で若い世代にも知られるようになりました。
興味ある方はぜひどうぞ。
鎌倉駅を出て5分、鎌倉郵便局裏。
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