仕事中に「フッ」とめまいが起きると不安ですよね。
デスクワークでの長時間の同一姿勢や目の疲れ、首肩のこりなどが原因でめまいを感じることが多くなります。
本記事では「すぐできる対処」「日常の予防」「受診の目安」まで、分かりやすくお伝えします。
めまいの原因はさまざまですが、60%以上は耳(内耳)に由来することが多いとされています。
脳由来の重篤なめまいは相対的に少なく、まずは落ち着いて対処することが重要です。
仕事中にめまいを感じたら:まずやる3ステップ
1 姿勢を低くする
立っているなら安全な椅子に座るか、その場で座る。可能なら横になれる場所へ移動。転倒リスクを下げることが最優先。
2 深呼吸して落ち着く
過呼吸や緊張でめまいが増幅することがあるため、ゆっくり鼻から吸って口から吐く深呼吸を数回行う。
3 水分と軽い糖分補給
脱水や低血糖が原因のめまいもあるため、水やスポーツドリンク、軽いスナックで様子を見る。
※症状が激しい、1時間以上続く、しびれや言語障害が伴う場合は救急受診が必要です(顔や手足が動かない、視野の異常など)。その場合はすぐに救急外来へ。
デスクワーク特有の原因とその対策
長時間の同一姿勢・首肩の緊張 → 1時間に1回は立ち上がり、軽い体操や首のストレッチを入れて血流を改善する。
目の疲れ(ドライアイ・視線固定) → 20分ごとに20秒遠くを見る「20-20-20ルール」を実践。
姿勢の悪さ(猫背など) → モニター高さの調整、椅子の高さ、キーボード距離を見直す。
これらは日常対策として有効で、継続するとめまい発生の頻度が下がることがあります。
自宅でできる簡単な“めまい対策”(安全な範囲で)
座った状態で視線を1点に合わせ、ゆっくり左右に頭を小さく動かす(目を開けて行う)。悪化したら中止して医師に相談する。前庭リハビリテーションは「慢性の一側性末梢前庭障害」に効果が報告されていますが、自己判断で無理をしないでください。
今日から実践してみてはいかがでしょうか?
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