痙攣とは自分の意志とは関係なく筋肉が急激に収縮する状態。
一般的には足の疲労、冷え、脱水、ミネラル不足、腰椎疾患(腰椎椎間板ヘルニア・腰部脊柱管狭窄症など)、坐骨神経痛、糖尿病が原因で起こることが多い。
その他、脳、心臓、肝臓、腎臓に異常がある場合や下肢閉塞性動脈硬化症、下肢静脈瘤、薬の副作用でも足が痙攣することがある。。
動作的には背伸びをした時や寝返りした時に起こりやすい。
対処法
●漢方薬
芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)を服用すると短時間で効果を発揮するようです。
●ストレッチ療法(つっている筋を伸ばす体操)
①ふくらはぎの痙攣(こむら返り)に対しては座って膝を伸ばし、足首と足の親指を反らせた状態で10秒ストレッチ。
②すねの外側の痙攣に対しては座って膝を伸ばし、足首を反らせながら内側に倒した状態で10秒ストレッチ。
③すねの痙攣に対しては痙攣している側だけ正座し、上半身を後ろに倒した状態で10秒ストレッチ。
④足の指の痙攣
・指がグーになってしまう痙攣に対しては①か②を試してください。
・指がパーになってしまう痙攣に対しては③を試してください。
●マッサージまたは鍼治療
腰・臀部(お尻)・足の凝っている所をほぐす。