一千三百年の萩咲く悠久の聖地
禅・曹洞宗 常恒会別格地寺院
仏日山吉祥林 東光院 萩の寺
新西国第十二番霊場
西国七福神第一番霊場
旧大阪(川崎)東照宮
行基菩薩ゆかりの寺
大阪みどりの百選
とよなか百景
豊中五勝
■萩の寺の由緒■
当山、東光院萩の寺は、天平7年(735年)行基によって開創されました。現在は、新西国霊場第十二番札所として、宗旨宗派を問わず多くの方々にお詣りされている、曹洞宗常恒会別格地寺院です。もとは大坂豊崎の里(現在の大阪市北区中津)にありましたが、大正3年(1914年)、阪急電鉄による豊中地域の開発とともに、豊中市の中心部に当たる現在地・曽根に移転されました。
創建以来1280年以上の長い歴史を持ち、行基菩薩自作薬師如来の他、国重要文化財(旧国宝)降魔座釋尊、後醍醐天皇ゆかり十一面観世音菩薩、豊臣秀吉公勧請道了大権現、隠岐の島伝来小野篁卿御作あごなし地蔵尊、スリランカ国将来真正仏舎利等、数多くの御本尊を安置しています。また、明治初期に廃寺となった大坂(川崎)東照宮の唯一の継承寺院であり、当山に移築された東照宮本地堂には徳川家康公念持仏厄除薬師如来をまつります。
名前の通り境内の随所に萩が植えられ、古来草創期より「萩の寺(萩寺)」として親しまれてきました。この萩は行基の植栽縁起に従い、「行基菩薩のこころ」を連綿と伝える供養花として、歴代住職により守り継がれ現在に至ります。「千年の萩」として、11月に営まれる行事「萩刈り」で毎年大切に供養される所以はここにあります。
豊臣秀吉公の妻・淀殿もそんな萩の花をこよなく愛し、萩の季節になると毎年舟で、当時南濱にあった当山を訪れました。淀殿は切り花に適さない萩を手元に置くため、その茎を筆管とする「萩筆」を考案し、その筆で勤めた法華経八巻の写経の功徳により秀頼公を授かったと伝えられます。この筆は現在も「淀殿ゆかりの萩の筆」として製作され、淀川水系が生んだ民芸品として当山の名物となっています。
近年では、「ほろほろと石に こぼれぬ萩の露」と読んだ正岡子規をはじめ、高浜虚子、青木月斗など多くの俳人が訪れ、句碑が建ち並び、全国の俳句のメッカとして重要な役割も果たしてきました。また、北大路魯山人も当山に逗留し、曽根駅前の星ヶ丘茶寮を指揮しました。境内にある魯山人命名の庭園「萩露園」は『大阪みどりの百選』に選定されています。
■萩の寺の永代納骨供養について■
萩の寺には、永代納骨供養墓「吉祥林永代塔」が、本堂「圓通殿」の真っ正面に建てられ、その台座には御本尊として、「釈迦白仏像」が安置されています。
この白仏像は、阪神淡路大震災復興祈願のため世界最大の仏教国スリランカ国より当山に贈られ、平成12年5月21日、100歳になられた大本山永平寺貫首宮崎奕保大禅師猊下により、永代塔とともに入仏落慶されました。
貴重な御尊像を御本尊として頂く永代塔は、当時より檀信徒により嘱望されていた「永代納骨供養」の聖地として、現在では広く一般にその門戸を広げ、将来の供養の在り方について悩む現代人の心の拠り所となっています。
永代塔への納骨とともに、スリランカ国仏舎利宝座を戴く「東照閣仏舎利殿」内に立牌し、仏舎利真前にて読経供養が奉修される萩の寺の永代供養は、現代にあわせて創作された新しい供養ではなく、古来より継承されるゆるぎない伝統的供養であるがゆえに、この上ない安寧の境地を作り上げ、未来永劫の安心を約束いたします。
■萩の寺の恒例行事・法要について■
【毎月の行事】
毎月1日 道了大権現お一日参り
毎月24日 あごなし地蔵尊・東照閣仏舎利殿ご縁日
毎月第3土曜日 坐禅会
毎月第1土曜日 写経会
【年中行事】
1月1日~15日 仁孝天皇御勅願毘沙門天王 初詣
1月7日 福めぐり巡礼ウォーク
2月3日 節分星まつり
3月最終日曜日 春彼岸大せがき法要
5月初旬 三十三観音まつり
7月第2日曜日 盂蘭盆大せがき法要
8月23日 地蔵盆こどもまつり
8月24日 あごなし地蔵尊延命祭
9月中旬~下旬 萩まつり道了祭
9月23日 世界の恒久平和と人と自然との共生を祈る文化の祭典
9月23日 道了大権現採燈大護摩供
9月24日 秋彼岸大せがき法要
12月第2土曜日 大般若祈祷会
12月31日 大晦日年越し特別夜間拝観
営業時間
- 本日の営業状況
- 9:00〜17:00
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 | |
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9:00~17:00 |
- 営業時間補足
- 冬期開門時間は9:00~16:00となることがあります。
- 定休日補足
- 年中無休
口コミ
阪急宝塚線曽根駅、岡町駅からほど近くて徒歩圏内にあります。秋には萩の花が咲き誇り、非常に風光明媚なお寺になります。神社仏閣の中でも美しい寺として有名で、少し離れたところからも毎年ファンが訪れます。非常に心落ち着く寺です。
阪急電車の曽根駅から歩いて8分くらいの距離です。
住宅街を抜けてひっそりとした中を歩いてゆくのですが、
随所に案内看板が出ていますので、場所は間違えないかと思います。
ここは天平7年に行基により創建されたというお寺で、
正式には東光院という名の曹洞宗の寺院です。
ただ、秋には3000本あまりの萩の花が咲くことで有名なため
この「萩の寺」という呼び名が一般的なものとなっています。
静かな境内にはさまざまな歌碑が立てられていますが、
多くの歌人がここを訪れて歌を詠み、
中でも正岡子規の歌などは心に染み入ります。
萩の季節に訪れるのが一番なのでしょうが、
普段でも、独特の風情が感じられる寺院ではあります。
お寺の手前にある延命橋という太鼓橋もなかなかいい感じです。
西国七福神の毘沙門天を祀る寺、新西国霊場第12番札所として又宗旨宗派を問わないこともあってか多くの参詣人で賑っています、境内の随所に植えられている萩は可憐な花を咲かせ秋の風物詩の寺としても有名です、阪急電鉄曽根駅から徒歩10分程
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概要
店舗名
ハギノテラ
萩の寺ジャンル
電話番号
住所
アクセス
営業時間
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- 営業時間補足
- 冬期開門時間は9:00~16:00となることがあります。
- 定休日補足
- 年中無休
駐車場
- 駐車場補足
- 5台駐車スペースあり。近くにコインパーキングもあります。
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