統国寺

実物のベルリンの壁が境内にある。東西ドイツ冷戦が出國自由となり不要になった壁2枚、いきさつまでは知らないが高さは3.5mはありそう、これでは乗り越えるには大変だ、コンクリートの壁を境界線に沿ってよく造れたものだ、今だ世界の各地にある壁が撤去され無害通行が自由にできることをひたすら願う
大阪市天王寺区にあります　

釈迦三尊を本尊とする在日コリアンの寺です。創建時期についてですが６０２年頃だそうです。昭和４４年(1969年）には在日本朝鮮仏教徒協会の傘下に入り、「統国寺」と改名したそうです。それ以降朝鮮仏教儀礼と朝鮮の伝統のある儀式を行い、納骨堂には朝鮮人殉難者達の遺骨が奉安されており、諸精霊の供養を通して世界平和を祈っているそうです。この寺の山門を入ってすぐのところに東西ドイツ分断の象徴であったがベルリンの壁の一部があります。

天王寺公園から谷町筋を北に進むとグリーンヒルホテルというホテルがあり、そこを左に曲がると突き当たりにこの統国寺があります。
ベルリンの壁がこちらにあるということなので、見に行きました。
門をくぐってすぐ右手に実物大のベルリンの壁の一部があります。
あとで知ったのですが、こちらのお寺は、韓国、朝鮮系のお寺とのこと。
民族統一を願ってこの壁が展示されているのだとか。
日本でベルリンの壁を見られるとは思いませんでした。
入りやすい雰囲気のお寺なので、ベルリンの壁をご覧になりたい方は、足を運んでみては。