性別や年齢に関係なく,様々な人が腰痛の犠牲になります。
重い荷物を持ち運びするような体力仕事の方が腰痛になりやすいイメージがありますが、座り仕事の事務職系であっても、腰痛で悩んでいる方はたくさんいます。
また、よくなってもいつ再発するか分からないので、体の中に爆弾を抱えているように恐怖を抱いている方もいます。
そのままにしておくと、症状に生活が振り回されてしまうかもしれません。
腰痛の症状がいつまでも取れない場合は,いろいろな内臓の病気が起きている可能性もあります。
腰痛の原因の代表例:椎間板ヘルニア
椎間板ヘルニアは、若い人や中年の人の腰痛の主因になっています。
椎間板は、背骨を構成する骨の24個の間で衝撃を吸収する働きをしています。
椎間板の内部のスポンジ状の部分は,20歳になるころには水分を失いはじめ,弾力もなくなってくるので,椎間板は縮みます。
これだけで、椎間板ヘルニアになったり、症状でたりするとは限りませんが、人によっては,スポンジ状の部分がヘルニアになる
つまり外側の線維輪から一部飛び出して激しい症状が起こることもあります。
腰痛の原因を引き起こす要因とは?
悪い姿勢を続けて仕事をする
太りすぎ
筋力が弱いこと
ストレス
いろいろ言われていますが、体の『ゆがみ』これに尽きるでしょう。
ゆがみというのは概念が曖昧で軽視されてしまっている部分が非常に多いです。
しかし、患者さんと向き合えば向き合うほど、ゆがみが起因しているという事実を目の当たりにします。
そのゆがみは、解剖学でどの筋肉がどうなっているからどう悪いのかという話ができるものです。
骨盤がゆがんでいるから腰痛になっているとか、背骨が曲がっているから腰痛になっているという漠然とした言葉で片付けずに、体の仕組みを検査すれば、筋肉がどうなっていて、骨盤がどのようにゆがんで、背骨がどのようにゆがんでいるのか等を把握できるものです。
寝ても回復しない体になってしまった場合は、一度きちんと体を修正して、ゆがませない生活を心がけることで腰痛とは縁が切れるようになるでしょう。