はじめまして。高橋雄己です。
私は小さい頃から野球をやっておりました。リトルリーグでは全国大会ベスト8になり、野球が得意だと思っておりましたが、シニアリーグの時にイップスになりました。自分の身体なのに意に反する感覚、経験者であれば共感いただけるかと思います。そこから身体のことを独学で勉強しながら、どうしたら以前のように投げれるのだろうと模索してました。結局大学の最後まで思うように投げることは出来ず、諦めと一緒に野球を離れました。この先どうしようと思い考えた結果、私と同じように苦しむ人を減らしてあげたい。助けてあげたいと思い、身体のことが詳しい人になろうと決意しました。鍼灸学校入学当初はトレーナーになろうと思って入学しましたが、鍼灸の奥深さに感銘を受け気づけば難治性の高い方々の施術に携わっておりました。もちろん、運動機能障害の方も患者さんにおりますが、東洋医学ならではの施術で将来的に命に関わる方の進行が遅くなったり止まったりする患者さんをみると、こちらまで嬉しくなります。お年を取ってもずっと健康でいるサポートが出来る鍼灸師は私にとって天職です。私の身体が動かなくなるまで患者さんを見続けたいものです。