札幌市南区で整体院を営んでいると、いろいろな方のお悩みに出会います。先日いらしたK様も、そんなお一人でした。
「背中の骨が痛くて、お風呂に入るときもぶつかるんです」と、少し笑いながらも切実な表情で話してくださいました。痩せたことで骨が出てきて、普通に寝ると痛い。だから毎晩クッションを当てて、なんとか眠る日々。体操も一生懸命されていましたが、その時だけ楽になるものの、すぐに戻ってしまう。
でも、K様が一番心配されていたのは、実は今の痛みだけではありませんでした。「いつか介護施設に入ったとき、そこが痛いのにぶつけられたらどうしよう」「もし認知症になって、痛みを訴えられなくなったら」そんな将来への不安を、ずっと一人で抱えていらっしゃったんです。
お話を伺いながら、私は気づきました。K様が本当に求めているのは、単なる痛みの緩和ではなく、「将来も自分らしく、安心して過ごせる体」なんだと。
そこで、背中の骨が痛む本当の原因をご説明しました。「実は、背中が丸くなって顔が前に出ているから、骨が出っ張ってしまうんです。頭をもっと背中に近づけるように姿勢を整えていけば、骨を削る必要なんてありませんよ」
K様の表情が、パッと明るくなりました。「そうなんですね。じゃあ、ちゃんと良くなるんですね」
施術では、丸くなった背中を整え、正しい姿勢が取れるように体全体のバランスを調整していきました。K様は「こんなに体が楽になるなんて」と、何度も驚いてくださいました。
帰り際、K様はこう言ってくださいました。「もし認知症になっても、ここに来たら見てもらえますよね」その言葉に、私たちがK様にとって、体だけでなく心の支えにもなれていることを実感しました。
真駒内や澄川からも多くの方にお越しいただいています。体の痛みだけでなく、将来への不安も一緒にお話しできる場所として、いつでもお待ちしていますね。