① 東洋医学的脈診により、経絡の不調を見極めることで、病名や症状だけにとらわれず、患者さんを一人の人として身体全体のバランスを整える治療を行います。西洋医学では、病名や症状に応じて薬を処方します。たとえ副作用があっても、その症状に効果があれば副作用の有無にかかわらず薬が使われます。その結果、起きた副作用に対して新たな薬が処方されることで、薬の投与量が増えていくのです。そういう患者さんを診るたびに、なぜ一人の人として診てあげないのかと現代医療に対する矛盾を感じてしまいます。
② 患者さんとのコミュニケーションを大切にします。2時間待ち、3分診察。といわれるように、自分の症状を何もかも訴えることができないのが現実です。その結果、身体の不調の原因がどこにあるのかを知ることなく薬が投与されてしまいます。心の病を抱えている患者さんに対してさえそうなのですから呆れるばかりです。当院では鍼やマッサージをしながらの何気ない会話を大切にして、そこから治療のヒントを見つける努力をします。愚痴をこぼすだけでもすっきりするのではないでしょうか。
③ 一人ひとりに合わせて適切な治療を行います。腰痛で整形外科に行くと、鎮痛薬やシップ薬が投与されます。整体ではとにかくマッサージや脊椎矯正を行うようです。しかし、腰痛にもいろいろなものがあります。たとえば急性腰痛(ぎっくり腰など)では、マッサージを行うことでかえって悪化させてしまうこともあるのです。できるだけ早期に回復していただくことをなにより大切にして、患者さんの状態に応じた適切な治療を行います。
④ 患者さんの質問には誠意を持ってお答えします。インターネットが普及したお陰で、患者さん自身が自分の病気の状態を把握することができるようになりました。しかし、ときには溢れる情報に踊らされ、かえって不安が増してしまうこともあります。患者さんからのあらゆる質問に答えられるわけではありませんが、できるだけ調べて回答したいと思っています。また、来院されたついでに家族の健康相談などもお気軽にどうぞ。
⑤ 痛くない治療を行います。こりやツボに鍼をした場合、ときに軽いひびきがありますが、慣れてくると気持ちの良さと感じるようになります。
⑥ ディスポーザブル鍼、フェイスペーパー、ハンディーミスト(手指消毒器)、空気清浄機などを使用して、院内感染予防を心がけています。
⑦ 完全予約制ですので、ほとんどお待たせすることはありません。
当院は保健所に登録済みの治療院であり、はり師、きゅう師、あんま・マッサージ・指圧師、介護支援専門員の資格を有しています。